技術本部 R&Dセンター/設計開発
暮らしを支える材料開発、その技術を未来へ。
U.T.|2018年入社
大学では化学を専攻し、就職活動では学びを活かすべく化学メーカーを志望。社会が変わり続ける中で、その時代に必要なものづくりに携わる魅力を感じて入社を決める。入社以来、主に樹脂製品の設計・開発・試作・評価、製品のテクニカルサポートを担当。趣味はキャンプで、冬には学生時代の仲間たちと料理やたき火を楽しみながらリフレッシュしている。
2018年
株式会社ダイセル入社、生産現場にて研修
2019年
ダイセルポリマー株式会社出向
2020年
ダイセルミライズ株式会社出向
2024年
ノバセル株式会社出向、研究開発本部R&Dセンター配属
2026年
技術本部 樹脂(PC/ABS・難燃ABS・セルパージ)開発担当
私は設計開発・研究職として、コンパウンド樹脂の開発を担当しています。当社が開発した樹脂は、家電など私たちの生活に身近な製品の部品に使用されており、ベースポリマー・フィラー・添加剤を組み合わせながら、お客様のニーズに応じた性能を持つ材料を生み出しています。
近年はニーズの多様化が進み、特に環境に配慮した材料開発の依頼が増えています。例えば、石油由来ではなくリサイクル材を活用したいというご要望も多く、お客様に長く使っていただける材料を作ることが私の役割です。時には開発期間が1年を超える案件もあり、社内外の方々とコミュニケーションを重ねながら、粘り強く取り組んでいます。
仕事を進めるうえで大切にしているのは、「一人で抱え込まないこと」です。開発は決して一人では完結せず、部署内で密に相談しながらアイデアを出し合い、生産・品質保証・営業などさまざまな部署と連携して進めています。
2024年4月設立のノバセルは、スピード感を持って開発に取り組める環境に変わりつつあります。扱える樹脂の種類も増え、試せるパターンやアイデアの幅が広がりました。新しい挑戦を楽しみながら、お客様に求められる樹脂の開発に取り組めることが、設計開発の大きな魅力だと感じています。
設計開発には、50代や60代の経験豊富な社員が多く在籍しています。みなさん人当たりが良く、部署は風通しの良い雰囲気です。思ったことを伝えやすく、すぐに相談できる環境があります。
その一方で、組織としては技術継承の段階に入ってきていると感じています。30代である私自身も、先輩方から技術を受け継ぎながら、次の世代へつないでいく役割を担いたいと考えています。
ここ最近は20代の中途社員も入社し、今後さらに若い世代が増えていくと思います。だからこそ、単に知識を教えるだけではなく、実践を通じて技術を伝えたいですね。頭では理解したつもりでも、実際の現場では応用力や判断力が求められ、戸惑うこともあります。実際に私自身も、入社当初は分からないことばかりでした。その経験があるからこそ、タイミングをみて実例や手本を見せながら、一緒に実践してもらうことを心がけています。
入社当時、当時の工場長から聞いた「我以外みな我が師匠」という言葉は、今でも強く心に残っています。それ以来、「現場に出て、自分の目で見て体験すること」を信条に、周囲から貪欲に学び続けてきました。今後は人材育成にも積極的に関わり、自身のキャリア構築と会社への貢献につなげたいと考えています。
就職活動中の方は、ぜひ後悔のないように行動してほしいと思います。どんな経験も自分の糧になるので、できる限り前向きに楽しみながら挑戦してほしいですね。